産経ニュース

【とちぎの力めし】タレント・佐藤美希さん 太郎茶屋鎌倉 わらびもち

地方 地方

記事詳細

更新

【とちぎの力めし】
タレント・佐藤美希さん 太郎茶屋鎌倉 わらびもち

 ■母親の後押しで芸能界へ 少しの勇気で人生変わる

 Jリーグ女子マネジャーやモデルとして活躍中の宇都宮市出身のタレント、佐藤美希さん(23)。母親の後押しもあって飛び込んだ華やかな芸能界は競争も激しく、チャンスは少ない。「やりたいけど自信がなくて一歩を踏み出せない子もいると思うが、ちょっとした勇気で人生変わる」。学生時代に通っていたという同市内のカフェでタレント活動にかける思いを聞いた。

 インターパーク近くの県道沿いにある町屋カフェ「太郎茶屋鎌倉」は落ち着いた雰囲気の店内。「自然な甘さが好き」というきな粉がかかったわらびもちを頼んだ。

 Jリーグ女子マネジャーとして3年目。地元栃木SCの応援にも力が入る。

 「スタジアム観戦の魅力を伝える仕事で、行って分かることがたくさんある。子供や女子向けのイベントがあったり、特産品のグルメが出されたりして、サッカーを知らない人でも楽しめる。試合は選手の迫力とサポーターの声援や臨場感に驚きます」

 大きな瞳と真っすぐな語り口から思いが伝わる。美容で気をつけていることは。

 「撮影前は1、2週間前から甘い物は食べず、ウエストを絞るためにひねって、100回、200回は腹筋します。きれいになりたい、体を引き締めたいと常に思うようになったので、食事制限もあまり苦しいと思いません」

 見られているという気持ちが体への意識も変わった。サイズが大きく、弾力のあるわらびもちを頬張る。芸能界に入るきっかけは。

 「小中学生の頃からファッション雑誌を見て憧れはあったが、現実には無理だと考えて看護師を目指していた。20歳のとき、母親が新聞でホリプロ・スカウトキャラバンのオーディションを知って、年齢制限が20歳までだった。良い思い出つくりと思って母に背中を押されて受けた」

 見事グランプリを獲得。女性誌の専属モデルになり、道が開けた。ただ、簡単に売れる世界ではない。

 「やっぱりモデルとして足りない部分が多かった。そのときはなかなか気付けなくて、しばらくすると同期のモデルにページ数で差を付けられ、どうしようと思ったときもあった」

 ポージングや洋服の見せ方などモデルとしての技術で壁にぶち当たったときは、グランプリを取ったときの気持ちに戻っていたという。モデルの魅力は。

 「スタイル維持に関しては努力しなきゃいけないことがたくさんある。でも紙面に載ったりファッションショーに出たりして、みんなから『かわいい』とか、うれしい言葉がたくさんもらえる。応援してもらっていることを確認でき、やっぱり、私みたいになりたいと言われるのが一番うれしい」

 学生の頃は人前に出るのも苦手だったというが、今では表舞台に立つことはやりがいに変わった。今後の目標は。

 「お芝居をやりたい。存在感のある役柄ができたらいいと思っています。愛情が伝わる作品が好きなので、感動とか共感してもらえる作品に出て、思いを伝えていきたい」(楠城泰介)

                    ◇

 ■町屋カフェ「太郎茶屋鎌倉」宇都宮店 宇都宮市東谷町484の1。(電)028・653・3211。営業時間は午前11時~午後9時。火曜定休。