産経ニュース

産後うつ予防健診・外来 桐生市、6月から専門家が母親ケア 群馬

地方 地方

記事詳細

更新


産後うつ予防健診・外来 桐生市、6月から専門家が母親ケア 群馬

 桐生市は、産後うつを予防するため「産婦健康診査事業」と「母乳外来助成事業」を6月から始める。育児不安を産後早期から医師や助産師、保健師が支援する。市によると両事業とも県内では初めてという。

 産婦健康診査は、授乳が十分かどうかの確認や新生児の発育確認、国際的に普及している評価法のエジンバラ産後うつ病自己質問票(EPDS)で精神状態などを確認する。対象者は市内に住所があり、6月1日以降に出産した産後2週間の産婦で、料金は無料。実施場所は桐生厚生病院(織姫町)など3助産院のほか、市が指定した内容の健康診査であれば市外でも可能としている。

 母乳外来助成は、市内に住所があり産後3カ月以内の産婦が対象。乳房マッサージを含む母乳育児指導で通常1回3千~5千円の自己負担分のうち1千円を助成(上限5回)する。10人の保健師が相談を受け付け、母乳育児の状況を確認後に申請書を配布。相談場所は市保健福祉会館(末広町)の健康づくり課母子保健係など3カ所としている。

 両事業とも、妊娠届け出時に受診票を交付、通知するほか、すでに届け出済みの該当者には郵送で交付、通知する。桐生市の昨年度の出生数は560人。亀山豊文市長は「子育ては、母親の健康やケアが大変重要になってきている。さまざまな支援を考えているなかで、一環した切れ目のない支援をしていく」と話している。