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清水氏リードで終盤戦 さいたま市長選21日投開票

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清水氏リードで終盤戦 さいたま市長選21日投開票

 任期満了に伴うさいたま市長選は21日に投開票される。産経新聞の取材では、無所属で現職の清水勇人氏(55)が、現職の知名度を生かしてリードしているもよう。いずれも無所属で元自民党衆院議員の中森福代氏(67)と地区労議長で元小学校教諭の前島英男氏(64)=共産推薦=も選挙戦でのラストスパートをかける。6日現在の有権者数は105万7820人。

 ■中森陣営

 中森氏は街頭演説や選挙カーでの周知活動に力を入れ、知名度の向上を目指してきた。さらに有権者との密なつながりを持つことも心がけ、「桃太郎」と呼ばれる練り歩きも実施し、市民と握手を交わしてきた。

 政党推薦はなく、さいたま市商店会連合会などを支持基盤とする。唯一の女性候補者ということもあり、女性有権者から声をかけられることも多いという。

 ■前島陣営

 前島氏は街頭演説で、教え子や赴任した学校の元生徒らから声をかけられるなど37年間の教師経験が生きる形に。「あったか先生の野外授業」と題して、対話形式の演説をするなどして浸透を図ってきた。

 「12万人に声を届ける」(選対幹部)を目標に、終盤では多くの場所で演説を展開する予定。推薦を受ける共産党の支持層からの得票に期待している。

 ■清水陣営

 清水氏は公務の合間を縫って選挙カーから支持を訴え、朝と夜には乗降客数の多いJR大宮駅など駅頭でマイクを握る。政党からの推薦はないが、自民真政、民進改革などの市議らが「与野党相乗り」状態で応援に入っている。

 一部では現職優勢の「信任投票」との声もあるが、陣営幹部は「ふたを開けてみないと分からない。最後まで陣営としてやるべきことをやる」と引き締める。