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オスプレイ佐賀空港配備計画 若宮防衛副大臣、佐賀県知事に7つの安全対策提示

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オスプレイ佐賀空港配備計画 若宮防衛副大臣、佐賀県知事に7つの安全対策提示

佐賀県庁で山口祥義知事と会談した若宮健嗣防衛副大臣 佐賀県庁で山口祥義知事と会談した若宮健嗣防衛副大臣

 若宮健嗣防衛副大臣は19日、佐賀県庁を訪れ、陸上自衛隊が導入する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの佐賀空港(佐賀市)配備計画をめぐり山口祥義知事と会談した。若宮氏は、沖縄本島沖で空中給油訓練中に起きた米軍オスプレイ事故を踏まえ、有明海を含む佐賀上空では同訓練を実施しないなど、7つの安全対策を示した。

 若宮氏は事故に関し「機体には問題が発見されなかった」と強調した。搭乗員の練度不足など防衛省が分析した事故要因の可能性に基づき、佐賀上空で給油訓練を実施しないことに加え、オスプレイの空中給油は資格保有者に限ることや佐賀空港に気象予報官を配置するなどの対策を示した。

 山口氏は会談後に記者団に、政府の安全対策について「確認精査し、県としての考えを整理していきたい」と述べた。

 政府は、長崎県佐世保市に新設される離島奪還作戦を担う部隊を運ぶ手段として、オスプレイ17機を平成30年度末から順次導入する予定。佐賀空港西側の約33ヘクタールに駐屯地を新設して配備する計画を立て、佐賀県や地権者に同意を促している。

 稲田朋美防衛相は19日の記者会見で、オスプレイの配備について「島しょ防衛能力の強化のために陸自への導入を図る。丁寧な説明に努める」と強調。自身の佐賀県訪問に関し「機会があれば行きたい」と述べた。