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刀工「安綱」ら紹介するリーフレット、倉吉市が作製 鳥取

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刀工「安綱」ら紹介するリーフレット、倉吉市が作製 鳥取

 鳥取県倉吉市は、“天下五剣”に数えられる「童子切安綱」(国宝、東京国立博物館所蔵)の刀工で、現在の同市出身とされる「安綱」らを紹介したリーフレット「日本刀のふるさと 伯耆国くらよし」を発行した。オンラインゲーム「刀剣乱舞」などの影響で、若い人に人気の日本刀を通し、同市を知ってもらう狙い。

 安綱は平安時代中期に活躍。「伯耆民談記」(江戸時代)では伯耆国大原(現・倉吉市大原)の出身としている。リーフレットは、安綱や童子切安綱をはじめ、大原にある安綱の子・真守の屋敷跡についても紹介。また、室町末期から江戸中期に活躍した刀鍛冶集団、廣賀一門にもふれ、幕末以降、伝統の鍛冶技術を受け継いで作られた稲扱千歯(いなこきせんば)が、全国に知れわたった経緯などを説明している。

 A4判で5千部を作製。同市の観光案内所などで配布している。同市では「地元でもなかなか知られていない刀の歴史に興味を持ってもらい、観光振興にもつなげたい」と話している。