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「実現難しいからこそ夢」 新潟知事、中学生に「未来」語る

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「実現難しいからこそ夢」 新潟知事、中学生に「未来」語る

 米山隆一知事は18日、阿賀野市岡山町の水原保健センターで、市内の4中学校の生徒約180人を前に「未来への夢」をテーマに講演し、意見を交わした。生徒たちは、悩みながらも政治家になる夢を果たした米山知事の話に熱心に耳を傾けていた。

 講演で米山知事は、子供のころはプロ野球選手や芸能人、科学者、政治家になりたかったと話した。11年の間に国政選に4回出馬して全て落選しながらも「これで最後だろう」と覚悟を決め、昨秋の知事選に出馬した。進路に悩んでいた大学時代に恩師から「何でも10年は頑張りなさい」と言われた言葉が支えとなったという。米山知事は「夢は実現することが難しいからこそ夢。自分が得意で熱心なものをやるといい」と生徒たちにアドバイスした。

 生徒から「大勢の人に考えを伝える方法は」「知事になって苦労したことは」といった質問が飛び出し、米山知事は「相手が楽しい気持ちになるように話す」「短気を起こさないよう、落としどころを探っている」と丁寧に答えていた。

 参加した水原中3年の塚野奈月さん(14)は「私は考え過ぎるところがあるけど、考えることが良い結果につながると聞き、今後も続けようと思った」と明るい表情をみせた。