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九州景気「拡大」に修正 26年ぶり 個人消費が回復

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九州景気「拡大」に修正 26年ぶり 個人消費が回復

 日銀福岡支店は18日、5月の九州・沖縄の金融経済概況を発表し、景気判断について「地域や業種によってばらつきがあるものの、緩やかに拡大している」と上方修正した。「拡大」の表現を用いるのはバブル末期の平成2年10月以来、26年7カ月ぶり。熊本地震の被災に伴うテレビなどの買い替えや観光の持ち直しを背景に、個人消費が全体として回復した。

 景気判断の引き上げは昨年9月以来で8カ月ぶり。秋山修支店長は記者会見で、地域全体として見れば「需要が供給を上回るところまで増えてきた」と説明した。

 先行きは熊本地震の復興需要の本格化と、企業収益の改善が投資や消費につながる好循環が続くと期待されると指摘。一方、地理的に近い北朝鮮の情勢など海外要因や、人手不足による生産への影響に関し「注視する必要がある」とした。