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オオヨシキリ大合唱 米子水鳥公園

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オオヨシキリ大合唱 米子水鳥公園

 初夏を迎え、夏鳥オオヨシキリが米子水鳥公園(鳥取県米子市)で大合唱している。鳴き声は、ヨシ原で営巣場所を確保するための“縄張り宣言”。今後さらにボルテージが上がる。

 オオヨシキリは東南アジアなどで越冬、日本などで繁殖する。今季、同公園には4月19日に初めて姿を見せ、独特のだみ声で「ギョ、ギョ」と鳴き始めた。

 成長すれば高さ約2メートルになるヨシも、今は約50センチほど。このため、オオヨシキリはヨシ原近くの樹木などで鳴き、ヨシの成長を待っている。

 オオヨシキリは鳴き声が大げさなことで「行行子(ぎょうぎょうし)」の異名がある。「能なしの寝むたし我をぎやうぎやうし」。江戸時代の俳人、松尾芭蕉がそう詠んだほどだ。

 体は茶褐色で全長18センチ。6月頃には営巣し、盛夏に向けて子育てに励む。