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「交付金で地元が分断、やりきれない」 辺野古移設

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「交付金で地元が分断、やりきれない」 辺野古移設

 政府が「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に賛同している」と説明する地元3地区のうち久志区の住民から強い異論が出ている。辺野古区、豊原区と共に政府から補助金を受けているが、久志区からは「交付金で地元が分断され、やりきれない」と嘆く声も聞かれる。

 名護市などでは字に「区」を付けて呼び、一定の自治活動を行っている。政府は2015年度に「最も移設事業の影響を受ける地域の生活環境の保全や向上を図る」として地元3区への補助金交付の仕組みを創設した。

 久志区は、賛否が割れる中で「現在の基地負担の迷惑料」として受け取りを決め、意に反し「移設容認」と受け止められるようになった。

 久志区は1997年5月、最高意思決定機関の区民総会で移設反対を決議した。世帯代表81人が参加、移設容認は数人だった。その後も住民代表でつくる行政委員会が移設反対を決議している。

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