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ネット上で健診結果や子供の成長など管理 和歌山県内初の「電子母子健康手帳」

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ネット上で健診結果や子供の成長など管理 和歌山県内初の「電子母子健康手帳」

 ■海南市、11月頃から運用へ 

 海南市は平成29年度から県内で初めて、妊産婦健診の結果や子供の成長などをインターネット上で管理できる「電子母子健康手帳」の運用を始める。冊子の母子健康手帳も引き続き交付するが、開発予定のスマートフォン用アプリやウェブサイトは妊娠中だけでなく出産後の子育てに必要な情報も集約した内容にして、11月頃から運用する予定という。

 情報通信技術(ICT)の活用を推進する総務省の事業の一環で、市が導入を計画。市は関連事業費約1110万円を盛り込んだ補正予算案を市議会に提案、可決された。

 市健康課によると、電子母子健康手帳を利用する母親はネット上で乳児健診などの予定を確認できるほか、育児日記をつけたり、赤ちゃんの超音波写真(エコー写真)を保存したりすることができるという。交付されるIDとパスワードを入力すれば、遠隔地に住む親族らとの情報共有も可能になる。

 市は母子健康手帳の役割に加え、保育施設の空き状況や市の子育て支援サービスなど育児に関する情報も配信し、「子育て支援ワンストップサービス」を目指すという。市子育て推進課の担当者は「出産後の育児まで長期にわたって支援できるシステムになれば」と話している。