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世界盆栽大会開幕 秋篠宮さまがお言葉「文化の継承、発展期待」 埼玉

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世界盆栽大会開幕 秋篠宮さまがお言葉「文化の継承、発展期待」 埼玉

 世界中の盆栽愛好家が集う「第8回世界盆栽大会inさいたま」が27日、28年ぶりにさいたま市で開幕した。同日、大宮ソニックシティで開会式が行われ、秋篠宮ご夫妻も臨席された。大会は30日まで続き、世代を超えて盆栽の魅力を世界に発信する。(宮野佳幸)

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 盆栽大会は世界各国で4年おきに開催され、今大会のテーマは「盆栽、~次の100年へ~」。若者や女性ら幅広い層に盆栽を楽しんでもらい、伝統を受け継ぐ次世代の盆栽師の育成や盆栽文化の普及を目指す。

 メイン会場となるさいたまスーパーアリーナでは、「日本の盆栽水石至宝展」を開催。大会テーマにのっとって、市内の盆栽作家、山田香織さんと写真家、工藤裕之さんによる盆栽と写真のコラボレーション展示を行い、新たな盆栽の表現方法に挑戦。市内の11小学校の約1千人が育てた盆栽も一堂に会し、盆栽作りを学んだ市立植竹小の卒業生によるワークショップも開かれる。

 開会式で秋篠宮さまは「世界各地から集まられた方々による活発な情報交換が行われることにより、さまざまな地域における盆栽文化が継承され、一層発展していくことを期待します」とお言葉を述べられた。

 開会式後には旧大宮市出身で、日本盆栽協会常任理事、木村正彦氏によるデモンストレーションを実施。中国の武陵源の岩柱をイメージした石を使い、約1時間かけて見事な盆栽を作り上げると、観客から割れんばかりの拍手が起こった。

 アメリカから夫婦で訪れた盆栽暦約50年というレイモンド・ロス・ムーアさん(76)は「盆栽はリラックスできて、調和の中で生きている感じがする。修業中のさつき盆栽を見たい」と話していた。