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コウノトリとの共生を映像に 豊岡市、来月13日に上映会

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コウノトリとの共生を映像に 豊岡市、来月13日に上映会

「コウノトリと共に生きる」の一場面。映像はふるさと教育に活用される(豊岡市提供) 「コウノトリと共に生きる」の一場面。映像はふるさと教育に活用される(豊岡市提供)

 コウノトリの野生復帰に向けた豊岡市の取り組みなどを追った映像作品「コウノトリと共に生きる」が完成した。制作した同市は子供たちへのふるさと教育に活用し、「次世代に“思い”をつないでいきたい」としている。来月13日に記念上映会が開かれる。

 同作品は平成17年の飼育コウノトリの初放鳥までの歩み、コウノトリ育む農法の普及で餌になる生物の多様性を図る環境整備などを描写。「いつか必ず空にかえす」と誓い、飼育員として野生復帰に長年務めてきた松島興治郎さんの熱意や全国にコウノトリの飛来地が広がり、共生のまちづくりが進んでいることなども見つめている。制作費は約1千万円。同市がNHKエンタープライズに委託、完成まで2年間をかけた。

 同市は小学3、5年生と中学3年の授業で、豊岡ふるさと学習ガイドブックとともに映像を利用し、「コウノトリも住めるまち」への理解を深める。

 来月13日午後1時から、同市役所で開かれる上映会では、「制作よもやまばなし」として撮影秘話などが語られるほか、コウノトリファンクラブ会長の俳優、柳生博さんも参加。同14日からは市立コウノトリ文化館で公開される。

 映像は22分間。5分間の短縮版もある。中貝宗治市長は「特に次世代を担う子供たちがコウノトリについて学ぶきっかけにしたい」と制作目的を強調した。

 上映会は先着50人、申し込みは同10日まで。問い合わせは同市コウノトリ共生課(電)0796・21・9017。