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80年代のパワー楽しむ 29日から「ハイテンション映画祭」 兵庫

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80年代のパワー楽しむ 29日から「ハイテンション映画祭」 兵庫

1980年代の映画を上映する「ハイテンション映画祭」を企画した寺本香英さん=神戸市中央区 1980年代の映画を上映する「ハイテンション映画祭」を企画した寺本香英さん=神戸市中央区

 1980年代に制作された映画3作品を上映する「ハイテンション映画祭 Back to the 80s」が29日、神戸市中央区の元町映画館で始まる。平成生まれの大学生が企画から作品の選定まで行い、若者の視点から当時の文化や流行などの魅力を再発信する。5月5日まで。

 映画祭を企画したのは、学生らでつくる関西のミニシアター宣伝隊「映画チア部」の寺本香英(かえ)さん(21)=大阪府東大阪市。年間約300本の作品を見るほどの映画好きで、なかでも80年代の映画や音楽、ファッションがお気に入りだという。

 映画祭で上映するのは、ミュージカル映画「星くず兄弟の伝説」(昭和60年、手塚眞監督)▽80年代のスターや事件を描いた「コミック雑誌なんかいらない!」(61年、滝田洋二郎監督)▽小泉今日子さん主演のラブコメ映画「快盗ルビイ」(63年、和田誠監督)-の3本。当時の雰囲気や流行がよく分かる作品を選んだという。

 寺本さんは、子供の頃に訪れた「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市)の世界観に圧倒。米ハリウッド映画「E.T.」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などの映画を見て80年代にはまった。「バブル期に突入する前の若者の底知れぬパワーを感じる」といい、当時の雑誌やレコードを500点以上集め、薬師丸カエの名前でDJ活動も行う。

 寺本さんは「80年代特有の文化や雰囲気を楽しんでもらいたい。中高年は当時を懐かしんでノスタルジーに浸ってほしい」と話している。期間中は毎日2作品を上映。一般1500円、学生千円。問い合わせは同館(電)078・366・2636。