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恩地孝四郎の作品など紹介 和歌山県立近代美術館で「現代版画の展開」

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恩地孝四郎の作品など紹介 和歌山県立近代美術館で「現代版画の展開」

 県ゆかりの版画家で、国内の抽象表現のパイオニア、恩地孝四郎の作品や、恩地らに影響を受けた版画家の作品を集めた企画展「現代版画の展開」が和歌山市吹上の県立近代美術館で開かれている。

 恩地をはじめ、稲束に火を付け、津波の危険を知らせた江戸時代の実業家、浜口梧陵の子孫で、版画家の浜口陽三らの作品を紹介。また、「東京国際版画ビエンナーレ展」の作品や同館で昭和60年から5回にわたって開催された「和歌山版画ビエンナーレ展」の作品などが展示されている。

 約20枚のアクリル版を組み合わせた縦約3メートル、横約9メートルの巨大な版画「南の海でゆっくり漂う」(出原司)や、カラー写真と版画を組み合わせた小枝繁昭の作品なども見どころ。近代・現代芸術の世界で、独自の版画技法に挑戦した作品計約80点が並ぶ。

 6月25日まで。問い合わせは同館(電)073・436・8690。