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JR広島駅に活力を 商業施設「ekie」10月頃から順次開業

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JR広島駅に活力を 商業施設「ekie」10月頃から順次開業

 JR西日本と不動産関連子会社「中国SC開発」は、広島駅の在来線上と新幹線高架下に新たな商業施設「ekie(エキエ)」を開業すると発表した。在来線上は今年10月頃、新幹線高架下は平成30年春以降に順次開業し、店舗数は約100、店舗面積は約9千平方メートルを予定。今回の開発施設を、駅の自由通路から市中心部の広島本通商店街へとつながる「広島の新しい目抜き通りにしたい」としている。

 施設は、線路上空エリア▽高架下エリア東2階▽高架下エリア東1階▽高架下エリア西1階-計4エリアで構成。食事提供や土産販売など、エリアごとに特徴を打ち出す。

 店舗面積の内訳は、線路上空エリアが約1700平方メートル、高架下エリアが約7300平方メートル。店舗は線路上空エリアが約20店、高架下エリアが約80店を予定している。

 線路上空エリアは、「ザッカマルシェ」をテーマとし、思わず手にとりたくなる雑貨や、多様なニーズに応えるコスメ(化粧品)などを取りそろえる。厳選した人気アパレルブランドなどのファッション店展開も予定している。

 高架下エリアの東2階では、広島の玄関口・新幹線改札口前で、広島の魅力を満喫できる土産売場を配置するほか、飲食ゾーンも展開。東1階は、定番のお好み焼きなどご当地人気メニューを取りそろえる。

 現在の「新幹線名店街」部分の西1階は、駅利用者や地元住民をはじめ、観光客や出張サラリーマンらも対象に、食のニーズに応えるエリアとする。

 施設名のekieは、駅の「eki」に、広島本通商店街など市中心部「へ」つながることを意味した「e」を加えた。

 両社は商業施設のロゴも発表。ekieの文字の下に、施設のコンセプトをイメージしたラインを添え、色は県章で使われているえんじ色を採用した。

 JR西日本などによると、現在、広島の目抜き通りとされる広島本通商店街は、週末になると10万人規模が訪れる。担当者は「新たな商業空間の開発を通じて、駅から街の中心部へ新たな人の流れを生み出し、広島に活力とにぎわいを生み出したい」としている。