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松江の老舗でイベント 和菓子とコーヒー、コラボを楽しもう 

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松江の老舗でイベント 和菓子とコーヒー、コラボを楽しもう 

 和菓子とコーヒーのコラボレーションを楽しんでもらおうと、松江市の老舗菓子店「風流堂」寺町店で、新作菓子の披露に合わせて市内の人気カフェ「イマジン.珈琲店」のコーヒーを提供するイベントが開かれた。参加者は内藤守・風流堂社長(79)の菓子に関するトークに耳を傾けながらコラボを堪能した。

 和菓子の可能性を探ろうと、風流堂が、カフェ店主の岸本展明さん(30)に呼びかけて初めて開催。

 風流堂側は、昭和初期に流行した菓子を上品な和菓子に仕立てた「シベリア」や、ココアやレモンなどの香りを加え、ほろほろと口溶けのよい落雁「風のねいろ」など、首都圏のみの販売アイテムや発売を検討している新作を用意した。

 内藤さんは、奈良時代にさかのぼって菓子の歴史をレクチャー。アジアの菓子の移入や南蛮菓子の誕生、日本独特とされるバレンタインデーの風習の成立過程など、スイーツに関する興味深い話を披露した。

 一方、岸本さんはそれぞれの菓子との相性を考慮して、エチオピアとニカラグアのスペシャルティーコーヒーをチョイス。訪れた人たちは、内藤さんの話を聞きながら菓子とコーヒーを味わっていた。

 内藤さんは「菓子を『和洋』で分けるのはあまり意味がない。和菓子とコーヒーとの組み合わせも楽しんでほしい」と話している。