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上越市営住宅殺人 23日で遺体発見1カ月 新潟県警「一日も早く解決を」

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上越市営住宅殺人 23日で遺体発見1カ月 新潟県警「一日も早く解決を」

 上越市南新町の市営住宅で無職の中嶋恵一郎さん=当時(76)=が殺害された事件は、遺体が見つかってから23日で1カ月を迎える。3月25日に上越署に捜査本部を設置した県警は約110人体制を敷き、中嶋さんの顔見知りの犯行とみて交友関係を中心に慎重に調べているが、犯人逮捕には至っていない。

 県警の矢部利昭刑事部長は20日の記者会見で「地域の人は本当に不安感を持っていると思うので、一日も早く解決の形に結びつけたい」とした。ただ、捜査は難航しているのかとの問いには「答えは差し控えたい」と述べるにとどめた。

 上越市内の男性が「友人と連絡が取れない」と上越署に通報したのが3月23日夜。同午後10時ごろ、署員が中嶋さんが自宅の居間で頭から血を流して死亡しているのを見つけた。

 司法解剖の結果、死因は外傷性ショックと肋骨(ろっこつ)の骨折による呼吸不全と判断された。頭には鈍器で殴られたような傷があり、発見時は死後数日がたっていた。

 中嶋さんの自宅の玄関ドアは施錠され、部屋が荒らされた様子や激しく争った形跡もなかった。県警は、1人暮らしの中嶋さんが犯人を自宅に招き入れた後に殺害され、犯人が何らかの方法で入手した鍵で施錠し、逃走したとみている。