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菜の花で魅力発信 都島区の商店街、与謝蕪村生誕地アピール 大阪

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菜の花で魅力発信 都島区の商店街、与謝蕪村生誕地アピール 大阪

 江戸時代の俳人で画家、与謝蕪村が詠んだ名句「菜の花や月は東に日は西に」にちなみ、JR大阪駅北側の再開発地区で期間限定で栽培されていた菜の花が、蕪村の生誕地とされる「蕪村通り商店街」(大阪市都島区)に飾られた。関係者らは「商店街の雰囲気が明るくなった。蕪村の生誕地として、多くの人にアピールしたい」と意気込んでいる。

 この菜の花は、かつて淀川沿岸に広がっていたとされる菜の花畑を再現しようと、「うめきた・菜の花ミツバチプロジェクト」の市民有志らが咲かせたもの。3月末までの期間終了後、菜の花のプランター約3千基のうち、約320基が都島区内の小中学校や蕪村公園、淀川神社などに配られた。

 同商店街には、約250メートルの通り両側にプランター約200基が並べられた。見頃は過ぎたが、通行人の間からは「懐かしい」「ゴミが減って道がきれいになった」などの声があがっていた。

 商店街では、若き日の蕪村を想像して制作された銅像が設置されているほか、「蕪村おどり」などのイベントを開催。平成31年に延伸予定のJRおおさか東線の新駅についても「蕪村」を冠した駅名を希望するなど、蕪村を活用したまちづくりに取り組んでいる。

 同商店街会長の金子清治さん(69)は「以前から商店街に菜の花を置きたいと思っていたので、実現できてうれしい。毎年、咲かせられるよう、子供たちも交えて続けていきたい」と話していた。