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高槻城築城400年 芥川山城「続日本100名城」 おも「しろ」イベント多彩に 大阪

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高槻城築城400年 芥川山城「続日本100名城」 おも「しろ」イベント多彩に 大阪

 戦国時代の畿内覇者・三好長慶の本城で知られる芥川山城や、今年で築城400年を迎える高槻城など、大阪府高槻市内にある城を使ってのまちおこしやさまざまなイベントが企画されている。担当者は「広く城を知ってもらえるきっかけになれば」としている。

 芥川山城は、日本城郭協会(東京都品川区)が公表した「続日本100名城」に選ばれた。選定を受け、市立しろあと歴史館(同市城内町、中西裕樹館長)は「いい機会だ」と喜んでいる。

 芥川山城は永正13(1516)年、摂津国を束ねる守護の細川高国が同市北西部の三好山に築いたとされる。天文22(1553)年、三好長慶が入城した後は「首都」の一部として機能を果たした。

 三方を芥川に囲まれるなど山そのものが天然の要害となっている城の規模は大阪府内でも最大級を誇り、曲輪(くるわ)や石垣、堀切、土塁などの遺構が良好に残っている。

 城跡は、同市の観光プログラムとしても活用されており、三好山頂などで「親子で楽しめるチャンバラ合戦」を開催したほか、5月14日にはガイドの案内で城跡を巡る「三好山ハイキングと祥風苑の温泉と昼食」のイベントなどが予定されている。

 一方、今年で築城400年を迎える高槻城についても、5月から市内各地でさまざまな記念イベントが企画されている。

 同城は、戦国時代のキリシタン大名・高山右近の居城だったことで有名だが、現在、城の痕跡を残すのは元和3(1617)年に徳川幕府が行った大修築によるもので、この修築が事実上の築城とされている。江戸時代の高槻城は、東西510メートル、南北630メートル。本丸・二の丸を中心に三の丸や出丸、弁財天郭などが配置された。

 主な記念イベントは、江戸時代の甲冑(かっちゅう)と火縄銃の体感▽城跡周辺の歴史散策ツアー▽しろあと歴史館コレクション展「刀剣・甲冑と高槻藩」▽古代歴史館企画展「高槻城 速報展」。