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特定タンパク質がロタウイルス制御 群馬大グループ発見

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特定タンパク質がロタウイルス制御 群馬大グループ発見

 乳幼児を中心に感染するロタウイルスについて、約30年前に発見されたタンパク質がウイルス侵入の制御に関与していることが、群馬大と米スタンフォード大の共同研究で明らかになった。

 ロタウイルスは、重篤な急性胃腸炎を引き起こす感染症で、乳幼児に多く、世界で毎年20万~50万人の死者がいるとされている。群大大学院の白尾智明教授らは、昭和60年ごろに発見した記憶や学習に関係しているタンパク質「ドレブリン」に着目。ドレブリンの量を調整したマウスを使って感染の程度を調べた結果、ドレブリンの働きが弱いマウスでロタウイルスの感染が強くなることがわかった。また、ドレブリンは、ウイルスが細胞内に侵入するのを防ぐ“門番”の役割をしていることも明らかになった。

 白尾教授は「ドレブリンを活性化させる薬剤を開発すれば、感染症を防ぐことができる可能性がある。他の感染症の治療法開発にも期待できる」と話した。