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県警航空隊、体制強化へ GW期間中警視庁に応援仰ぐ 長野

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県警航空隊、体制強化へ GW期間中警視庁に応援仰ぐ 長野

 県消防防災ヘリコプター「アルプス」の墜落事故を受けて県警は20日、登山者が増える春のゴールデンウイーク(GW)中に警視庁航空隊の応援を仰いで体制を強化すると発表した。

 協力を得るのは5月1日~8日の8日間。警視庁航空隊のヘリ「おおとり4号」が、県警ヘリ2機とともに松本空港(松本市)で待機する。警視庁から派遣されるのは航空隊の操縦士2人、整備士2人、救助隊員1人の計5人。警視庁のヘリは3千メートル級の山岳地帯での活動に慣れていないため、市街地のパトロールや里山における遭難者の救助、捜索を中心に行う。

 北アルプスなどの標高が高い場所での救助活動は従来通り、県警の航空隊が担う。県警ヘリが対応しきれない場合、3千メートル級の山岳地帯における活動経験が豊富な隣接県に応援を要請するという。

 県警地域課によると、昨年のGW期間中(4月29日~5月8日)には15件18人の遭難があり、うち13件でヘリが出動した。同課の担当者は「遭難の発生を未然に防ぐため、県などと協力しながら抑止対策にも力を入れていく」としている。

 県警のホームページでは「春山情報」として県内山岳地帯の積雪量などを公開している。