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ギョーザもジャズもカクテルも! 宇都宮の魅力PR 旅行・観光関係者ら50人をおもてなし

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ギョーザもジャズもカクテルも! 宇都宮の魅力PR 旅行・観光関係者ら50人をおもてなし

 JR各社の大型観光誘客事業「デスティネーションキャンペーン(DC)」が来年4~6月、県を対象とするのを前に、旅行会社の社員に宇都宮観光の目玉であるギョーザ、ジャズ、カクテルを体験してもらおうと、宇都宮市DC推進委員会が18日夜、全国の旅行会社員約50人を招いて「宇都宮餃・ジャ・カおもてなしツアー」を開催した。 (斎藤有美)

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 ◆DCでの誘客狙う

 県を対象としたDCは平成11年春以来19年ぶり。既に今月から1年前イベント「プレDC」が始まり、県や自治体は誘客事業に力を入れ、機運が盛り上がっている。

 18日から3日間、旅行会社や観光団体の関係業者を集めて、DC全国宣伝販売促進会議が開かれており、夜は会議の「二次会」として宇都宮のギョーザ店やジャズライブがある店、カクテルバーを紹介。同委員会としては、宇都宮の魅力を熟知してもらうだけでなく、実際に体験してもらって来年のDCでの誘客につなげたい狙いがある。

 まず、参加者には宇都宮餃子(ギョーザ)会直営の「来らっせ」本店(宇都宮市馬場通り)で焼きギョーザが振る舞われた。

 同店では、この日のために特別編成された5人組のジャズバンドによる生演奏も披露され、ギョーザとジャズの意外な組み合わせを堪能。市内にギョーザ店が並び、宇都宮餃子会加盟店だけでも約80店ある宇都宮のギョーザは県外からの観光客にも広く知られている。

 ◆“夜の観光”も強調

 また、宇都宮ジャズ協会加盟店は定期的にライブを開催しており、宇都宮市内では毎日、どこかの店でジャズ演奏が披露されているという「ジャズのまち」でもある。同協会代表でバー「インダルスドリーム」の鈴木邦乙オーナーは「戦後、GHQ(連合国軍総司令部)の兵士がダンスホールで踊っていて、(若い頃の)渡辺貞夫さんがクラリネットを吹いていた。また日本一になったバーテンダーもいる。宇都宮はギョーザだけでなく、カクテルとジャズもある」とアピール。日本を代表するサックス奏者「世界のナベサダ」渡辺さんの出身地であることや、バーテンダーの競技大会で優勝者を輩出してきたことを説明、「ジャズのまち」「カクテルのまち」として夜の観光も楽しめる点を強調した。

 この後、希望者は大通りやオリオン通りなど周辺のカクテルバーに分かれて移動。「フェイク」(同市中央本町)ではカクテルの他に県産イチゴ「とちおとめ」と「スカイベリー」を出され、参加者はスカイベリーの大きさに驚いていた。

 参加した「びゅうトラベルサービス」(東京都墨田区)の北見久さん(47)は「宇都宮のイメージが変わった。今まではカクテルとジャズのイメージはなかった。地元に対する愛情や仕事に誇りを持っていると感じた。栃木にお客さんを紹介しても満足してもらえると思う」と話した。