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島根ぶどう上々の出来 デラウエア初出荷

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島根ぶどう上々の出来 デラウエア初出荷

 「島根ぶどう」の先陣を切って島根県特産・デラウエアの収穫が始まり、初出荷式が19日、同県出雲市のJAしまね出雲地区本部・荒茅ぶどう集荷所で開かれた。大雪や強風など厳しい気象条件に見舞われながらも糖度は18度以上を確保するなど、平年並みの出来栄えに仕上がった。

 この日出荷されたのは、温室内で昨年12月頃から加温栽培された「超早期」のデラウエア。同市と益田市の計4農家から合わせて850キロが持ち込まれ、出荷を前に検査員らが房の形や粒ぞろい、傷の有無などをチェックした。

 式では、近隣の保育園児たちがブドウの歌で雰囲気を盛り上げ、JAしまねの竹下正幸組合長が「天候不順にもかかわらず、色つやや外観、食味などもよく、高品質のブドウに仕上がった」と太鼓判を押した。この後、ブドウがトラックに積み込まれ、中国地方や関西、中京方面へと送り出された。

 JAしまねによると、今年、県内では116ヘクタールでデラウエアを栽培。8月中旬までのシーズン中、1120トン(前年比5%減)を出荷し、13億5700万円(同3%減)の販売を見込んでいる。