産経ニュース

丹波訪れるきっかけに 玉岡かおるさん執筆、市が冊子発行

地方 地方

記事詳細

更新


丹波訪れるきっかけに 玉岡かおるさん執筆、市が冊子発行

発刊された玉岡かおるさん著の「丹波逍遙」 発刊された玉岡かおるさん著の「丹波逍遙」

 県出身・在住の作家、玉岡かおるさんが丹波市を探訪して出合った“発見”を綴るエッセーパンフレット(冊子)「丹波逍遙~そぞろ丹波市足まかせ」が、同市から発行された。丹波竜をテーマにした書き下ろし小説も盛り込まれているうえ、豊富な写真を組み合わせて丹波の魅力を洞察している。同市は「市のバイブルとして活用したい」と反響を期待している。

 同市によると、玉岡さんは昨年7月から6回、同市を訪れたほか、個人的にも散策し、「興味を持った」題材を描いている。

 プロローグ「丹波の誇りを探す旅へ」で始まり、日本書紀に登場する「氷上娘」ら丹波ゆかりの人物列伝の「ここにいた・そして生きた」、伝統工芸の丹波布のぬくもりに接した「きみ恋う里で」、食材の宝庫を感じた「美味しいものはここにあり」など6章を綴り、エピローグとして実り豊かな自然を歩いた「里山のゆたかな森と生きていく」で締めくくっている。

 この中で、「眠れる恐竜の谷を行く」では、平成18年夏の丹波竜化石の発見の瞬間を「小説家なのだから、小説にして再現しようと思う」と、書き下ろした動機を語っている。

 ほかに同市内の必見スポットなどを紹介した逍遙ガイド、地図も掲載した。

 「市外の人にも読んでほしい。丹波を訪れるきっかけになれば」と同市。A4判、65ページで、1万部を発行。無料だが、1人1部限定としている。問い合わせは同市恐竜・観光振興課(電)0795・78・9400。