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瀬戸内海の空を元気に泳ぐ 土庄に「戸形のこいのぼり」 香川

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瀬戸内海の空を元気に泳ぐ 土庄に「戸形のこいのぼり」 香川

 小豆島(香川県)の西端、土庄町戸形崎で2日、同町の「西浦地区村里づくり委員会」のメンバー約30人が沖合約100メートルの岩礁との間にロープを張って30匹のこいのぼりを取り付けた。5月14日まで瀬戸内海の上空を元気よく泳いでいる。

 潮風で大きく腹をふくらませて泳ぐ「戸形のこいのぼり」は、平成元年に旧町立戸形小学校の新入学児童に夢を与えようと保護者らで始められ、廃校になった現在も同委員会が継承している。メンバーらは前日までに同校の裏山の草刈りをして準備した。

 気持ちよさそうに泳ぐこいのぼりは、高松-土庄航路を行き交うフェリーや高速艇からも見え、旅情を誘う瀬戸内の春の風物詩として多くの人に親しまれている。

 こいのぼりは強風などで破損した場合は途中で掛け替えなどをするが、近年、数が減っていることから同委員会では寄贈を呼びかけている。

 同地区に住む主婦、平尾佳子さん(30)は「子供の頃の思い出があるこいのぼり。家では掲げていないので連れてきた」と3歳の息子と大きなこいのぼりを見上げていた。