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中1男子のいじめ自殺で60歳校長を戒告 仙台市教委「報告・連絡・相談体制が機能せず不十分」

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中1男子のいじめ自殺で60歳校長を戒告 仙台市教委「報告・連絡・相談体制が機能せず不十分」

 平成26年9月に仙台市立館中1年の男子生徒がいじめを苦に自殺した問題で、市教育委員会は27日、同校の菅原光博校長(60)を懲戒戒告処分にしたと発表した。

 処分理由は、26年5~9月にかけていじめを受けた男子生徒への対応について、組織としての報告・連絡・相談体制が機能せず不十分だったとした。市の専門委が提出した答申書では、生徒の自殺について「学校が適切な対応を取れなかったことと関連性がある」としていた。

 菅原校長は「組織的対応が適切にできず責任を痛感している。申し訳ない」と話している。市教委によると、菅原校長は3月末で退職し、4月から市の外郭団体の児童館に勤務する。

 市教委は処分時期について「当該学年の生徒が卒業するタイミングに合わせた。入試が重なると子供らを動揺させる」(教育人事部)などと説明した。