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小豆島にヘリポート完成 防災・消防・ドクターヘリが利用

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小豆島にヘリポート完成 防災・消防・ドクターヘリが利用

 香川県の小豆地区広域行政事務組合が、小豆島町の池田港近くに建設を進めていた防災用ヘリコプターなどの飛行場外離着陸場(ヘリポート)が完成した。

 大規模災害発生時の救助や物資搬送、緊急を要する患者の転院搬送などを目的に防災ヘリや消防ヘリ、自衛隊ヘリ、ドクターヘリが利用する。離着陸部分は縦、横各40メートルで進入・離脱の照明は仮設、進入路が付帯している。事業費は国土交通省の交付金など計1620万円。

 完成したヘリポートから約1キロには昨年4月に開院した小豆島中央病院がある。開院から今年1月末までに同病院では対処が困難な患者を70件、高松市内の病院を中心に県防災ヘリで転院搬送。疾患は心臓や脳などが4割を超えた。

 ヘリポートを利用すると同病院から県立中央病院(高松市朝日町)までは30分(空路10分)以内で到着できる。同病院の中澤亨医師は「待ちに待った施設。時間が短縮できて頼もしい」と話していた。

 15日には県防災航空隊と小豆地区消防本部が救急搬送を中継する訓練を見学者に披露した。

 小豆島内には、同様のヘリポートが2カ所、臨時で利用できるヘリポートが2カ所ある。