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富岡製糸場の入込み客34%減 キャンペーン全体で3%減1606万人

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富岡製糸場の入込み客34%減 キャンペーン全体で3%減1606万人

 県は、昨年10~12月に実施した「ググっとぐんま観光キャンペーン」(主催・ググっとぐんま観光宣伝推進協議会)中の入込み客数をまとめた。それによると、富岡製糸場(富岡市)が前年同期比で34%以上も来場者を減らすなどしたが、全体では同3・0%減の1606万4406人だった。

 秋から初冬にかけての同キャンペーンは、平成25年から始まり4回目となった昨28年で一区切りをつける。

 27年は、富岡製糸場が世界遺産登録されて間もなかったことや額面5千円の宿泊券を2500円で販売した「群馬プレミアム宿泊券」(約48万枚発行)が効果を上げ、全体の入込み客数は前年比13・0%増の1655万5050人だった。今回はその効果がはげ落ちた格好となった。

 しかし、県観光物産課は「昨年秋は、プレミアム宿泊券発行前の26年キャンペーン時の1602万人より伸びており、首都圏を中心に群馬の秋の魅力をPRしてきた成果は出ている」と分析している。

 全体の月別の入込み数をみると、10月が前年比36万2851人減、11月は同20万1667人減だったのに対し、12月は前年は記録的雪不足だったことの反動でスキー場や周辺温泉地への入込み数が増えて7万3874人増となった。

 県内観光地やイベント関連で減少が目立ったのは別表のとおりだが、富岡製糸場は、同期間では27年度の33万5561人が21万9165人にまで減った。

 「富岡製糸場については27年は世界遺産登録の翌年で来場者が増えている。28年はその反動と思えるが、集計された数字は3カ月分だけなので、年間を通した全体で考え、今後分析したい」(同課)としている。

 また、入込み客数は海外と国内観光客を合わせたもので、訪日観光客の増加が寄与しているかは不明という。

 29年は7月1日から9月30日まで「心にググっとぐんま わくわく 体験 新発見」をテーマに夏季のキャンペーンを行う。