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【センバツ】つないで打って盛岡大付、3度リード許すも粘り勝つ

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【センバツ】
つないで打って盛岡大付、3度リード許すも粘り勝つ

 第89回選抜高校野球大会2日目の20日、盛岡大付(岩手)は第1試合で高岡商(富山)と対戦した。壮絶な点の取り合いとなる展開となり、延長戦に突入。十回表に勝ち越されたもののその裏、無死二、三塁から2番・林の中前適時打が飛び出し、逆転。サヨナラ勝ちで初戦を突破した。2回戦へ進んだ盛岡大付は大会6日目第3試合で智弁学園(奈良)と対戦する。

 ●…一回、先発した左腕・三浦瑞が2死から四球を与えると、相手4番に左翼席へ2点本塁打を浴びる。だが、その裏、3番・大里が2死から安打を放ち、4番・比嘉、5番・須藤の連続二塁打で同点に追い付く。徹夜で応援に駆けつけた盛岡大付の大のファンという近藤てるみさん(72)は「冬に鍛えてきた打撃で打ち勝つ野球をしてほしい」と声援を送る。

 ●…二回に勝ち越すが三浦瑞が乱調。四回途中までに5四死球を与えるなどして6点を失い、右腕・平松にマウンドを明け渡す。野球部員の高原時生さん(16)は「点を取られても打撃で取り返すのがうちの野球」と指摘するように、平松も得点を許すものの、打線が踏ん張って取り返す。九回を終わって8-8。両者がっぷり四つに組み合った。

 ●…野球部員の熊谷佳祐さん(16)は「必ず勝てる」とグラウンドを見つめる。十回に1点を勝ち越されたが、その裏四球と敵失で無死二、三塁に。相手からもらった好機で林が打席へ。2球目を振り抜くと打球は快音を残して中前に飛び、2人の走者が生還して試合が決まった。劇的な逆転サヨナラ勝ちに、スタンドからは大きな拍手が沸き上がった。

 ○盛岡大付・関口清治監督「選手たちがよくつないで打った。次の相手は強いが、とにかく全力でぶつかるだけだ」

 ○盛岡大付・比嘉賢伸主将「冬場に積み重ねたトレーニングが自信になり、最後で力を出せた。四球からの失点などを減らしたい」

 

 ▽1回戦

 高岡商  201 302 000 1-9

 盛岡大付 210 320 000 2x-10

(延長十回)

(高)土合、伏見-筏

(盛)三浦瑞、平松-松田

 ▽本塁打=筏(高)、松田(盛)

 ▽三塁打=島村(高)、松田(盛)

 ▽二塁打=伊藤、中村昂、土合、久保、扇谷(高)、比嘉、須藤、臼井、植田2(盛)