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春の伏見で学生ら踊り披露 御香宮では子ども歌舞伎も

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春の伏見で学生ら踊り披露 御香宮では子ども歌舞伎も

 3連休の中日となった19日、府内各地は春の陽気につつまれ、穏やかな好天に恵まれた。京都市伏見区では学生・児童らが踊りや芝居を披露するイベントがあり、見物客を楽しませた。

 同区の伏見稲荷(いなり)大社では、京都学生祭典実行委員会が主催する学生らによるオリジナル創作おどり「京炎 そでふれ!」が披露された。大学生約250人が9チームに分かれ、「時代祭」や「安倍晴明(あべのせいめい)」など京都らしさをテーマに、躍動感がある演舞を披露した。

 名古屋市中川区の会社員、松枝春美さん(32)は「衣装がすてき。近い距離で踊っていて、迫力があった」と話していた。

 一方、御香宮神社では、4~11歳の子供ら7人による歌舞伎公演「伏見三月子ども歌舞伎」が行われた。

 日本歌舞伎発祥の地のひとつとされる伏見の歌舞伎を復活させようと、伏見こども阿国歌舞伎実行委員会が企画。江戸時代の絵師・北尾辰宣(ときのぶ)が伏見の地を題材に作成した「伏見版・桃太郎」を元にした物語を上演した。一般的な桃太郎と異なり、家族愛が描かれた。

 桃太郎役を務めた伏見区の小学5年、花村友樹くん(11)は「普段使わない昔の言葉を覚えるのに苦労したが、(上演が)成功してよかった」と話した。(宇山友明)