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浦安市長選に3氏、舌戦スタート

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浦安市長選に3氏、舌戦スタート

 前浦安市長の松崎秀樹氏の退任に伴う浦安市長選が19日、告示され、届け出順にいずれも無所属新人で、前市議の折本ひとみ氏(59)、前県議の内田悦嗣氏(52)=自民、公明推薦、前市議の岡野純子氏(38)が立候補を届け出た。3氏はそれぞれ第一声を行い、舌戦を開始した。

 高齢化の進展による地域自治の衰退や、防災上の懸念が指摘される住宅密集地の問題などが課題。5期目の途中まで18年間の松崎市政への評価も争点となりそうだ。

 市長選と同じ日程で行われる市議補選(欠員2)には新人4人、元職1人の計5人が立候補を届け出た。

 投票は市内31カ所で26日午前7時から午後8時まで。午後9時から同市舞浜の市総合体育館メインアリーナで即日開票される。18日現在の選挙人名簿登録者数は13万4932人。

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 ■子供が夢を持てる街に

 折本(おりもと) ひとみ 59 無新 

 保育園長(市議)日本女大                

 午前10時から、後援会事務所(同市今川)で出陣式を行い、約50人の支持者が見守る中、「4度目の市長選挑戦だ。なんとしても一番を目指して頑張る」と決意表明した。

 陣営幹部は「横一線、三つどもえの戦いとなる。なんとしても勝ち抜こう」と“今度こそ”の思いを込めて気勢を上げた。応援に駆け付けた市議も「これまでの浦安市政には怒りがいっぱいだ。折本さんは市民に寄り添う。小さな声にも耳を傾ける」と支持を呼びかけた。

 その後、JR新浦安駅前ではビール箱に立ち、マイクを握りしめて「これまでの浦安市政はトップダウンとハコモノ行政を繰り返してきた。負の遺産を残してしまった」と前市政を批判。「市民力で浦安を特別な、スペシャルな街に変えよう。子供たちが夢を持ち、瞳がキラキラ輝く浦安にしよう。一緒に戦って下さい」と呼びかけた。

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 ■元町地区の再整備訴え

 内田(うちだ) 悦嗣(えつし) 52 無新 

 会社役員(県議・市議・市職員)国学院大 【自】【公】

 県議を3期目半ばで辞して臨む市長選。地元である堀江の清瀧神社で開いた出陣式には支持者約330人(陣営発表)が集まった。自民党衆院議員の桜田義孝県連会長、薗浦健太郎外務副大臣、参院議員の石井準一氏、元栄太一郎氏ら国会議員のほか、県連幹事長の河上茂県議ら大勢の県内選出の議員に激励を受け、必勝を祈願した。

 内田氏は、市職員、市議、県議と約30年にわたって浦安市のまちづくりに関わってきたとアピール。ライフラインの耐震化や、液状化対策、元町地区の再整備、治水対策などを訴えた。

 「皆さまの心を私に託していただき、全ての人が『浦安ダイスキ!』といえるそんなまちづくりをぜひともさせていただくようお願い申し上げます」と決意表明。支持者らの大きな拍手を浴びながら、選挙カーに乗り込んだ。

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 ■高い市民サービス継続

 岡野(おかの) 純子(じゅんこ) 38 無新 

 元NHK松山放送局アナ(市議)同志社大                

 午前10時から、同市北栄の選挙事務所前駐車場で出陣式を行い、支援する民進党参院議員や連合代表、支援者など約150人が参加。知事選を戦っている前市長の松崎秀樹氏も駆け付け、二人三脚での選挙戦となった。

 松崎氏の継承を掲げており、「(松崎市政の)高い市民サービスを続ける」と市政継続を強調。「人情の厚い旧市街と公共施設が充実した新市街をひとつにして浦安を強くする」と決意表明した。

 また、「首都圏で一番の浦安にする。少子高齢化を乗り越え、外の人がうらやましく思い、中の人は誇りを持てる浦安にする。地域の人など多くの人の支援で立候補できた、期待に応える」と、支持を求めた。

 引き続き午後0時半からJR新浦安駅前での演説では「女性ならではの、きめ細かく優しい政策を実行する」と訴えた。

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 ◇浦安市議補選 届け出順(2-5)

 斎藤  哲 36 無新

 小沢 松彦 54 無新

 芳井 由美 47 民新

 芦田 由江 61 無元

 巌  洋輔 31 無新