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赤目四十八滝でニホンカモシカ目撃相次ぐ 「自然のまま見守って」

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赤目四十八滝でニホンカモシカ目撃相次ぐ 「自然のまま見守って」

 名張市の赤目四十八滝で、特別天然記念物のニホンカモシカの目撃情報が相次いでいる。同じく特別天然記念物のオオサンショウウオの生息で知られる同滝を管理する赤目四十八滝渓谷保勝会は「新しいスターの登場」と歓迎。「餌付けなどはせず、自然のまま大切に見守っていきたい」としている。

 保勝会によると、ニホンカモシカは平成27年秋に初めて目撃情報が寄せられ、昨年夏にはニホンカモシカの子供が崖から落ちたような状態で死んでいるのが見つかった。目撃情報は昨年は数回程度だったが今年はすでに数十件に上っているという。

 県総合博物館(津市)で4月15日に始まる企画展「カモシカ☆パラダイス」を担当する田村香里学芸員によると、県内では鈴鹿山地と紀伊山地の2カ所にカモシカ保護地域が設定されている。保護地域より標高の低い赤目四十八滝に姿を見せる理由については「同じ草食動物であるニホンジカの勢力が大きくなり、縄張りを追われて下りてきたのでは」と推察する。

 保勝会日本サンショウウオセンター管理所長の宮本篤さんは「環境がいいので選んでこの滝に来てくれたのではないか。遭遇できるのはまれですが、楽しみが広がりました」と話す。