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泉大津市立旭小の新校舎でゲーム使った防災訓練

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泉大津市立旭小の新校舎でゲーム使った防災訓練

 南海トラフ巨大地震に備えて防災機能を高めた大阪府泉大津市立旭小学校で18日、地元の旭町自治会(平松泰男会長)が防災訓練を行い、地元住民34人が、阪神大震災を教訓に作られた防災ゲーム「クロスロード」を体験した。

 同小では今年1月、総額約14億6千万円をかけた校舎の全面改築が終了。新築部分には地元住民の意見を取り入れ、避難所として使える多目的室や和室、災害用のマンホールトイレなどが新たに設けられた。

 クロスロードは分かれ道や分岐点の意味。この日は「自分が持ってきた水や食料を、何も持たない人がいる避難所で開けるかどうか」「自分の子供の安否を確認する前に、生き埋めになった人を助けるかどうか」といった設問が出され、参加者らはそれぞれ二者択一で答えを出し、理由を語り合った。

 合わせて市危機管理課の職員が、備蓄のコツや津波発生時の避難方法などについて解説。民生委員の釜野清美さん(68)は「災害時には正解のない難しい判断を迫られることが分かった。まず自分の命を守り、それからほかの人を助けなければと思った」と話した。