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宇都宮で自転車Jプロツアー開幕 ブリッツェン5位、連覇逃す

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宇都宮で自転車Jプロツアー開幕 ブリッツェン5位、連覇逃す

 自転車ロードレースのJプロツアー第1戦「宇都宮クリテリウム」(60キロ)が18日、宇都宮市清原工業団地の特設コースで行われた。大集団のスプリント勝負になり、マトリックスパワータグの吉田隼人が1時間19分41秒で優勝。地元、宇都宮ブリッツェンは鈴木譲の5位が最高だった。

 同レースは4回目の開催で、今年は新設の宇都宮ロードレース(宇都宮市森林公園周辺)が19日に開催され、宇都宮での2戦がツアーの開幕を飾る。

 この日は主催者発表で前年より1千人少ない1万人が来場。地域密着型チームのパイオニア、ブリッツェンにとって地元ファンの熱い声援を背にできる開幕戦で、昨年は鈴木が優勝している。だが、この日は数人が前に出て「逃げ集団」を作る得意の展開にならない。クリテリウムは平坦(へいたん)な直線コースではスピードが出るが、直角に曲がるコーナーや180度ターンする場所では一気に減速するため、差が付きにくい面もある。終盤まで縦長の大集団が崩れない展開となった。優勝した吉田は「チームメートが僕のために動いてくれた。初めに(前に出ようと)動いて疲れたので中盤は力をためて(ラストスパートで)飛び出した」と振り返り、鈴木は「悔しいレースとなったが、あす(19日)もある。優勝目指して頑張る」と前を向いた。

 ブリッツェンは他に増田成幸と小野寺玲が8位、新加入の岡篤志10位。那須ブラーゼンは吉岡直哉11位、下島将輝29位などだった。

 コース沿道では大勢のファンが観戦。ブリッツェンを応援した宇都宮市の会社員、上原司(つとむ)さん(53)は「先行逃げ切りができればよかったが…。あす19日のロードレースは標高差のあるコースで上りに強い選手もいるし、地元の有利さもある」と期待を込めた。