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「悪魔祓い」64歳女、謝罪なく「黙秘」貫く 傷害致死罪で起訴 群馬

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「悪魔祓い」64歳女、謝罪なく「黙秘」貫く 傷害致死罪で起訴 群馬

 当時1歳4カ月の城田麻雛弥(ますみ)ちゃんが「悪魔祓(はら)い」などと称した暴行を受け死亡した傷害致死事件で、「中島順聖(せいしょう)」こと無職の北爪順子容疑者(64)=前橋市駒形町=が15日、前橋地検に起訴された。

 北爪被告は県警に逮捕されてからも謝罪の言葉を口にせず容疑を否認、黙秘に近い状態を続けていた。同地検は認否に関し「お答えできません」としている。

 北爪被告は自身の「特別な能力」を、「見える人には見える」などと雑談には応じるものの、犯行には「あやしていた時にぶつけたかもしれない」などと話すのみだった。

 起訴にこぎ着けたことに捜査幹部は「捜査を尽くした結果を踏まえ、地検が起訴できると判断したのだろう」と話した。

 逮捕の決め手は、犯行現場に居合わせた関係者の証言と麻雛弥ちゃんが頭部に強い衝撃を受けたとする医師の鑑定結果で、起訴内容にも盛り込まれた。起訴状によると、平成23年5月2日午後5時ころ、北爪被告は自宅アパートで、麻雛弥ちゃんを両脇から抱えて頭上に振り上げ、床に投げつける暴行を加えたことにより急性硬膜下血腫などで死亡させたとしている。