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除幕式証拠動画の編集、正確性欠ける 追悼碑訴訟で群馬県指摘

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除幕式証拠動画の編集、正確性欠ける 追悼碑訴訟で群馬県指摘

 「群馬の森」(高崎市)の朝鮮人追悼碑をめぐり、政治的発言を繰り返したとして県が設置更新を不許可としたことに対し、市民団体「追悼碑を守る会」が処分取り消しなどを求めた訴訟の第12回口頭弁論が1日、前橋地裁(塩田直也裁判長)で開かれた。

 県は、政治的発言の一つとされた中山敏雄氏=当時同会運営委員=の「碑文に謝罪の言葉がない」などの発言が除幕式ではなかったとする証拠動画について、「途中で映像が切れ、編集されている箇所が4つあり、正確性に欠ける」と指摘した。

 一方、守る会は、茂原璋男前副知事ではなく中島聡県河川課長が尋問対象として適切とする県の主張に反論し、「双方に対する尋問が必要」とした。

 県は、守る会が追悼式で「政治的発言を繰り返し碑を政治的に利用した」としたが、守る会は「表現の自由」や「除幕式で争点となった発言はしていない」などと反論している。次回口頭弁論は5月17日。