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千葉県知事選へ公開討論会 人口減対策などで3氏激論

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千葉県知事選へ公開討論会 人口減対策などで3氏激論

 任期満了に伴う県知事選(9日告示、26日投開票)を前に、立候補予定者の公開討論会が28日、県教育会館(千葉市中央区)で開かれた。3選を目指す現職の森田健作氏(67)▽元浦安市長で新人の松崎秀樹氏(67)▽元県立高校教諭で新人の角谷信一氏(62)-の3人が県の課題などについて意見をぶつけ合った。

 公開討論会は日本青年会議所関東地区千葉ブロック協議会が主催。討論は「若者の政治参画教育」をテーマにスタートし「政治の主人公は自分たちだと思うような主権者教育を県全体に広げたい」と述べた角谷氏に対し、森田氏は「選挙は民主主義の根幹。政治に触れる道筋を作ることが大事だ」と訴えた。松崎氏は「若者の地方行政への参画は、情報公開なくしてあり得ないと実感している」と述べた。

 人口減少や保育士の待遇改善などについての対論では、森田氏は「子育て支援に尽きる。保育士の待遇改善や資格取得支援に取り組む」と強調。松崎氏は「最優先の課題。保育士の地域手当に関し東京都との格差を縮めるための県の対応が必要だ」との認識を示し、角谷氏は「保育士の待遇改善と、潜在的待機児童も多いと推測されるので、認可保育所の増設に本腰を入れる」とした。

 「東京五輪・パラリンピック開催」に関する施策をめぐっては、松崎氏は「日本の伝統を世界に発信する文化プログラムを全面的に出すべきだ」と主張。角谷氏は「アスリートをサポートし、世界が一つになれる祭典となるように支援したい」、森田氏は「千葉県はおいしい、風光明媚(めいび)、そして清潔だという印象を作りたい」と話した。

 知事選には3人のほかに、元会社員で新人の竹浪永和氏(42)が出馬の意向を表明している。