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千葉知事選 投開票まで1カ月 現新4人の争い濃厚

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千葉知事選 投開票まで1カ月 現新4人の争い濃厚

 ■駅頭立ちや集会 各陣営動き加速

 任期満了に伴う県知事選の投開票日まで26日であと1カ月となった。元県立高校長の男性が出馬の意向を撤回したため、選挙戦はいずれも無所属で、元浦安市長で新人の松崎秀樹氏(67)▽現職の森田健作氏(67)▽元県立高教諭で新人の角谷信一氏(62)▽元会社員で新人の竹浪永和氏(42)-の現新4人の争いとなる構図がほぼ固まった。森田県政2期8年の評価などをめぐって激しい舌戦が繰り広げられる見通しだ。3月9日の告示に向け、各陣営は“駅頭立ち”や集会の開催といった動きを加速させている。

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 ■松崎陣営 

 「おはようございます。行ってらっしゃい」。厳しい寒さの20日早朝。「チェンジ!!千葉」と書かれた赤いのぼりを掲げ、松崎氏は陣営スタッフらとともにJR千葉駅東口前(千葉市中央区)で駅頭立ちを行った。駆け足で駅に向かう通行人の中には松崎氏に気付き、握手を求める人の姿も。松崎氏はこの日を皮切りに県内の駅頭に立ち、知名度アップを図る考えだ。

 9日に浦安市長を辞職した後、房総半島南部を中心に回った。県民と対話した内容をもとに政策集を更新し、内容の充実化を続けている。地元浦安では同市長選に出馬する元同市議の女性の支援を明言し、2人の笑顔が並ぶのぼりなどを作った。松崎氏は「県南部で医療崩壊について悲鳴に近い声を聞いた。ミニ集会や駅頭立ちをこなし、顔と名前を広める」と話した。

 ■森田陣営 

 3月1日まで2月定例県議会が開会中の森田氏は、公務の合間をぬって各種団体や自民党県議らの集会に参加。18日には、いすみ市内で支援者ら約150人との座談会に出席して旧交を温めた。森田氏が公務で身動きがとれない分は、秘書らが支援者らへのあいさつ回りに取り組んでフォローしている。

 森田氏は今回、自民党県連の支持を受け、公明党県本部とも政策協定を結んだ上で支持を受ける方向で調整が進む。自公以外でも自身を支える議員や団体関係者らを森田氏は「同志」と呼び、支持の輪をさらに広げる考えだ。これまでの実績や知名度の高さから、各種団体の推薦状も徐々に集まりつつある。陣営関係者は「議会閉会後に一気に動き出せる体制の準備を進めたいと話している。

 ■角谷陣営 

 安保法制に反対する市民団体などで構成する「新しい知事を選ぶ会.ちば」が擁立した角谷氏。候補者選定が難航し、出馬会見は14日だった。昨年12月に出馬表明した松崎氏、1月の森田氏に比べると出遅れた感があるが、陣営関係者は巻き返しを期す。

 25日に千葉市内で開催された同会主催の集会では、自由党や共産党、新社会党、緑の党などの複数の野党関係者らが駆け付け、角谷氏にエールを送った。角谷氏は「ブラック企業を県内からなくしたい。当選して千葉から日本をよくしていきたい」と訴えた。高校時代の教え子も応援のメッセージを読み上げ、最後は教諭時代も授業で行っていたというギターの弾き語りを披露。角谷氏は3月4日にJR津田沼駅前で支援する政党と合同街宣活動を行った後、千葉市内で事務所開きを行う。

 ■竹浪陣営 

 竹浪氏は24日に出馬会見し、「防災・減災に取り組み、若者がチャレンジできる社会をつくる」と語った。選挙戦では駅頭立ちなどを行い、県民の支持の拡大を図るという。