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川越の観光客、初の700万人超え ユネスコ登録も追い風 埼玉

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川越の観光客、初の700万人超え ユネスコ登録も追い風 埼玉

 川越市は20日、同市内の平成28年の入込観光客数が初めて700万人の大台を超える704万人となり、計測を始めた昭和57年以降で過去最高を記録したと発表した。前年比では39万5000人、5.9%増で、5年連続の増加となった。

 市観光課によると、月別では川越まつりが開かれる10月が約140万人と最も多く、次いで喜多院や川越氷川神社が初詣客でにぎわう1月が約100万人などと続く。最も少ないのは9月の約27万人で、蔵造りの町並みなどの中心部で大きなイベントがないことが影響したとみられるという。

 増加要因として、同課は「旧山崎家別邸」の常時公開(4月)、3年目を迎え夏の人気スポットに定着した「川越氷川神社縁むすび風鈴」(7~8月)などを指摘。さらに、川越氷川祭の山車行事が12月にユネスコ無形文化遺産に登録され、川越まつり会館など6施設が無料入館(12月)になったことも追い風となった。

 外国人の観光客数は17万1000人で、前年比5万2000人、43.7%の大幅増となった。同課は日本全体の訪日観光客数の増加に加え、市が進める国内外へ情報発信と観光案内所などの外国語対応強化が徐々に効果を上げているとみている。