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水軍焼、三原の新名物に 熊谷喜八さん“直伝”鶏料理、道の駅で販売 広島

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水軍焼、三原の新名物に 熊谷喜八さん“直伝”鶏料理、道の駅で販売 広島

 日本を代表する料理人の一人、熊谷喜八さんのアドバイスで三原市の新たな名物を目指して完成した鶏料理「水軍焼」が11日から、同市糸崎の「道の駅みはら神明の里」で販売された。提供店は下旬にも3店に増える計画で、開発を進めた「三原名物水軍焼協議会」は「三原の代名詞として定着させたい」と意気込んでいる。

 市は、鶏肉の生産量が県全体のほぼ半分を占めるほどの産地。2年ほど前からは「みはら神明鶏」という名称でブランド化にも取り組んでいる。

 一方、熊谷さんは魅力的な食材を発掘するために国内各地を訪れており、最近は瀬戸内の柑橘類を研究素材にしていた。

 「新たな名物料理」の開発を目指していた協議会のメンバーが昨年1月、市を訪れた熊谷さんに助言を求め、プロジェクトがスタート。10月までに、三原城を築いた小早川隆景が率いた小早川水軍をイメージした「浜辺の石で焼いた料理」というコンセプトを固め、メインの食材に「みはら神明鶏」を使い、「地元産の柑橘」で味付けすることを、水軍焼を名乗る条件とした。

 道の駅みはら神明の里で販売された水軍焼は、熊谷さんが“参考に”と作ってみせたレシピで、許可を得て毎週土、日曜に1日10食のみ限定販売(サラダ、ご飯、みそ汁などとセットで税込み1200円)。

 道の駅に加え、いずれもJR三原駅に近い「鳥徳」と「居酒屋べぇちょう本店」の計3店では、それぞれ“喜八版”とは異なるオリジナルの水軍焼を開発。20日に道の駅で関係者らに披露し、各店が21日から通常のメニューに加える。