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兵庫・淡路島の伊弉諾神宮 白装束の巫女が邪気払う「立春湯立神楽祭」

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兵庫・淡路島の伊弉諾神宮 白装束の巫女が邪気払う「立春湯立神楽祭」

ササの葉で釜の湯をふりまく巫女=淡路市多賀の伊弉諾神宮 ササの葉で釜の湯をふりまく巫女=淡路市多賀の伊弉諾神宮

 立春の4日、淡路市多賀の伊弉諾神宮で、伝統行事「立春湯立(ゆたて)神楽祭」が行われ、白装束に身を包んだ巫女(みこ)がササの葉の束で釜の湯を四方に散らして邪気を払った。

 湯立神楽は古代の占いで、熱湯に手を入れて皮膚がただれるかどうかで人物の正邪を判断する「探湯(くがたち)」が起源とされている。同神宮では立春、立夏、立秋、立冬の年4回営まれている。

 しめ縄が張られた拝殿前に、湯で満たされた5つの釜が置かれ、巫女が淡路神楽に合わせて塩などを釜に入れ、湯を整えた。その後神楽が軽快な曲調に変わると、ササの葉の束を手にした巫女は周囲に豪快に湯をふりまいた。

 家族で訪れた淡路市里の楠聡さん(58)は「日本の伝統行事はいいですね。お湯が思い切りかかりましたが、心身ともに清められた気がします」と話していた。