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長野の昨年の人口減は1万1389人 移住施策奏功し社会減は縮小

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長野の昨年の人口減は1万1389人 移住施策奏功し社会減は縮小

 県が発表した平成28年の人口動態によると、1年間で県内人口は1万1389人細り、前年比で15年連続の減少となった。毎月の人口異動調査に基づいて推計した。県外への転出から県内に転入した数を引いた社会減は13年から16年連続。28年は45人減にとどまり、307人減の27年から縮小した。県や市町村が大都市圏などで展開する県内への移住促進施策が奏功したとみられ、社会減の規模は3年連続で小さくなった。

 県境を越えた移動を示す社会動態は、転出が3万5643人で、転入は3万5598人だった。

 自然動態は、出生が1万5387人(前年比435人減)だったが、死亡は2万5208人(同459人増)と大きく上回り、9821人の自然減となった。

 市町村の別人口動態をみると、人口が増えたのは、塩尻市(74人増)▽軽井沢町(108人増)▽御代田町(13人増)▽南箕輪村(163人増)▽原村(21人増)▽北相木村(14人増)▽南牧村(6人増)▽大鹿村(1人増)▽野沢温泉村(同)-の9市町村。増加数が最も多かった南箕輪村は全77市町村で唯一、出生が死亡を上回る自然増となった。

 また人口の減少数が最も多かったのは長野市の1539人で、減少率は平谷村の4・83%が最大だった。