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青森山田高校、サッカー初優勝 悲願達成に地元歓喜

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青森山田高校、サッカー初優勝 悲願達成に地元歓喜

 「学校の悲願だった。おめでとう」「よくやってくれた」。9日の全国高校サッカー選手権大会決勝で初優勝を飾った青森市の青森山田高では、全国制覇の瞬間、歓喜の渦に包まれた。

 この日は野球部や陸上部の部員、青森山田中の生徒ら約150人が会議室に集まり、大型スクリーンの前でおそろいの赤いメガホンを手に声援を送った。試合の立ち上がり、再三のピンチを切り抜けた後の前半23分、MF高橋壱晟(いっせい)(3年)のゴールで先制すると歓声が上がった。

 前半アディショナルタイムにもMF嵯峨理久(同)が決め主導権を握る展開に。同中3年でバドミントン部の田村涼(すずみ)さんは「7年前に準優勝だった先輩の柴崎岳選手(鹿島アントラーズ)が果たせなかった優勝を」と笑顔。後半に入っても攻撃の手を緩めず、終わってみれば5-0の快勝に会議室は大歓声に包まれた。

 今大会、持ち前のロングスローで再三、好機を演出したMF郷家友太(2年)のクラスメートで野球部の福原朱理(しゅり)選手(同)は「郷家には『ありがとう、お疲れさま』と言いたい。これを機に互いに切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と次を見据えた。留守を預かる木村郁子教頭は「(優勝は)学校の悲願。他の運動部にも良い影響になります」と話し、来年の学校創立100周年に弾みをつけるサッカー部の活躍を喜んだ。

 三村申吾知事は「全国制覇、本当におめでとう。歴史的偉業に県民が心を熱くし、勇気と感動を与えてもらいました」とのコメントを発表した。