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女子中高生らの被害背景知って 大津で「買われた」展

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女子中高生らの被害背景知って 大津で「買われた」展

 家庭での虐待や貧困などが原因で「売春」経験をした女子中高生らが、写真や日記などで体験や思いを伝える「私たちは『買われた』展」が、大津市唐橋町のギャラリー唐橋で開かれている。10日まで。

 14~26歳の24人の女性らと、居場所のない少女らの自立支援を行う一般社団法人「Colabo(コラボ)」(東京都)などが企画。昨年に東京と横浜で開き、今回関西で初めて開催されることになった。

 かつて居場所にしていた繁華街の街角や、親の暴力から逃げた公園で暖を取った自動販売機など、つらい思い出のある場所を撮影した写真や、当時の思いをつづった日記や体験談など計約100点を展示している。

 Colaboの仁藤夢乃代表(27)によると、いじめや虐待、生活の困窮などで追い込まれたケースが大半で「背景の事情を想像してほしい」と話す。県内での開催を提案したこどもソーシャルワークセンター(大津市)の幸重忠孝代表(43)は「多くの人に知ってもらい、支援につなげたい」としている。

 入場料1500円(高校生以下無料)。正午~午後2時と同3~5時の2部制(10日は1部のみ)。申し込みが必要で各回50人。申し込み、問い合わせは午前11時~午後5時に同センター(電)070・5046・7821。