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千葉生まれコウノトリ酉年に飛翔 野田市の復活事業、今年も放鳥予定

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千葉生まれコウノトリ酉年に飛翔 野田市の復活事業、今年も放鳥予定

野田の空に飛び出したきずな。酉年の29年も放鳥が予定されている=28年6月4日(野田市提供) 野田の空に飛び出したきずな。酉年の29年も放鳥が予定されている=28年6月4日(野田市提供)

 コウノトリが舞う田園を取り戻したい-。そんな願いから始まった千葉県野田市のコウノトリ復活事業は、今年で6年目に入った。平成24年、東京都多摩動物公園から譲り受けたコウノトリペアの飼育からスタートした事業。順調に推移し、昨年までに同市内の飼育施設「こうのとりの里」で、このペアのひなたち9羽が成長した。27年からは野生にかえす試験放鳥が行われ、同市生まれのコウノトリ4羽が全国各地に羽ばたいている。29年は酉(とり)年。今年も放鳥が予定されており、初夏には酉年生まれの若鳥が大空の仲間に加わって新たなストーリーをつむぎ出す。(江田隆一)

                  

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 国道16号の南部工業団地入り口交差点を利根川側に折れ、車は10分ほど走る。坂を下り目の前に広がる水田地帯がコウノトリ復活事業の拠点、江川地区だ。地区の入り口に飼育施設「こうのとりの里」が建つ。

 コウノトリ飼育は24年12月、東京都日野市の都多摩動物公園から当時7歳の雄「コウくん」、17歳の雌「コウちゃん」ペアがやってきてスタート。翌25年6月にこのペアから雄、雌1羽、26年5月にも雌2羽が誕生・成長し「コウノトリを増やす」ステップをクリア。「大空に帰す」夢の実現に踏み出した。

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