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岡山・連島ごぼう生産者に登録証 県内初の地理的表示保護制度

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岡山・連島ごぼう生産者に登録証 県内初の地理的表示保護制度

 ■出荷場で授与式「消費拡大の好機」

 倉敷市連島町特産の「連島ごぼう」が国の地理的表示保護制度(GI)に県内で初めて登録され、生産しているJA倉敷かさや東部出荷組合(三宅秀紀組合長)に登録証が授与され、組合員は「消費拡大に格好の機会」と声を弾ませている。

 同地区内の出荷場で行われた授与式では、同JAの安藤憲男組合長がGIマーク入りの登録証を三宅組合長に伝達。三宅組合長は「ゴボウとしては日本初の登録。身の引き締まる思いだ。今後も“食べて納得、連島ごぼう”を合言葉に、世界進出も目指したい」と意気込んだ。

 連島ごぼうは戦後間もなく栽培を開始。同地域が高梁川沿いの埋め立て地で、砂地による豊富な伏流水によって白くあくが少ない。この特徴から、てんぷらや煮物、サラダなどで人気。おせち料理でも珍重される。

 組合は平成元年に、複数あった栽培農家の集まりを統合して発足した。現在は28戸で約15ヘクタールを生産、年間約400トンが関西や中四国方面に出回っている。

 GIは農林水産省が27年度に導入。品質の特性が地域と結びついている産品の名称を国が知的財産として保護しており、連島ごぼうで24品目となる。