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宮城県漁協がカキ出荷自粛 ノロウイルス検出、26日再検査

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宮城県漁協がカキ出荷自粛 ノロウイルス検出、26日再検査

 県漁業協同組合は21日、養殖のカキからノロウイルスが検出されたため、25日まで出荷を自粛すると明らかにした。26日に改めて行う検査の結果をみて、再開するかどうか判断する。ノロウイルスが原因の全面的な出荷停止は県内では初めてという。

 県漁協によると、毎週月曜に実施するノロウイルスの検査で、19日に県内11海域のうち雄勝湾(石巻市)を除く10海域で陽性反応が出た。このため全域で生食用の出荷停止を決め、生産者に通達した。

 加熱用も22日から出荷を停止する。

 県の担当課によると、県内のカキの水揚げ量はむき身で年間4千トンだったが、平成23年の東日本大震災で300トンに激減。養殖施設の復旧で昨シーズンは1700トンまで戻っていた。

 漁協関係者は「やっと県外にも出荷できるまで回復してきたところで非常に厳しいが、次回の検査結果を待ちたい」と話した。