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浦安市と日本音楽財団が事業協定 来春オープンのホールで演奏会

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浦安市と日本音楽財団が事業協定 来春オープンのホールで演奏会

 浦安市は、日本音楽財団(東京都港区)と音楽資源を活用する事業協定を結んだ。来春、JR新浦安駅前にオープンする音楽ホール(同市入船)のこけら落としに、バイオリンの名器によるコンサートを開く。文化の香り高い町作りに向け、協調していく。

 松崎秀樹市長と塩見和子会長が8日、協定に署名した。協定によると、双方が保有する音楽資源を有効に活用した事業を推進する。松崎市長は「来年4月、音楽ホールがオープンし、本格的な音楽を市民に提供できるようになる。壮大な夢が実現する。若い音楽家もコンサートを開ける格調高いホールにしていきたい」とあいさつした。

 塩見会長は「こけら落としのコンサートを開くのは名誉なこと。安らぎと寄りどころとなる音楽を提供していきたい。音楽は生涯裏切らない友達だ。お互いに協力して事業を継続していきたい」と笑顔で語った。

 日本音楽財団はイタリアの名器、ストラディバリウスなど世界最高クラスのバイオリンやチェロなどの弦楽器を保有。国籍を問わず国際的に活躍する演奏家や若手有望演奏家に無償で貸与している。

 協定に基づき、日本音楽財団は名器を貸与されている演奏家のコンサートを年に1回以上、浦安市の音楽ホールで開催する。また、学生を対象としたレクチャーコンサートも開く。財団は入場料を市に寄付し、文化芸術活動の普及振興を目的に設置する基金に積み立てる。

 音楽ホールは新浦安駅前文化施設(仮称)の6階。客席は300席。生音の響きを重視し、クラシックを中心とした音楽を楽しむことができる本格的なコンサートホールだ。来年4月のこけら落とし公演には、バイオリニスト、諏訪内晶子さんの出演が決まっている。