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善光寺でプミポン国王追悼「四十九日法要」 タイとの友好深める 長野

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善光寺でプミポン国王追悼「四十九日法要」 タイとの友好深める 長野

 10月13日に死去したタイのプミポン国王を追悼する「四十九日法要」が1日、長野市の善光寺本堂内陣で営まれた。戦前から脈々と続くタイと同寺の友好関係をさらに深めるために執り行われ、バンサーン・ブンナーク駐日大使も招かれた。

 法要では善光寺の僧侶約40人が経を読み、約10人の在京タイ大使館関係者のほか、100人を超える一般参列者が手を合わせて祈りをささげた。

 善光寺によると、タイとの友好関係は昭和12年、日タイ修好50周年を記念して「タイ奉納仏」の仏像がタイから同寺へ寄贈されたことが始まりだった。翌年には仏舎利も贈られた。仏像は約700年前に作られた「釈迦牟尼仏座像(しゃかむにぶつざぞう)」で、現在は仏舎利とともに本堂内の仏舎利塔に納められている。近年はタイ人の参拝者も増えており、仏像も人気だという。

 バンサーン・ブンナーク駐日大使は法要後、「タイで自然災害が起きた際、善光寺から多くの支援をいただいたことを忘れていない。法要が国王の死から国民が立ち直り、強く前進する励ましになることを信じている」とあいさつし、謝意を示した。