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「山・鉾・屋台行事」無形文化遺産に九州各地からも喜びと期待

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「山・鉾・屋台行事」無形文化遺産に九州各地からも喜びと期待

 「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録が決まった1日、九州の関係者からも喜びと期待の声が上がった。

 「今日ほどうれしい日はない」

 「唐津くんちの曳山(ひきやま)行事」の祭りを運営する「唐津曳山取締会」の大塚康泰総取締(72)は1日、佐賀県唐津市役所で記者会見し、満面の笑みを見せた。「曳き手の減少など課題もあるが、祭りの継承に励みたい」と述べた。

 「八代妙見祭の神幸行事」がある熊本県の蒲島郁夫知事は「県民にとって地震からの復興に大きな後押しとなる。『世界の宝』として県民一体で発信していきたい」とコメントした。

 「日田祇園の曳山行事」の地元、大分県日田市の原田啓介市長は「世界に誇る文化として積極的に発信し、地域の活性化が一層進むよう取り組んでいく」とのコメントを発表した。

 福岡県内からは「博多祇園山笠行事」(福岡市)と「戸畑祇園大山笠行事」(北九州市)の登録が決まった。小川洋知事は「それぞれの地元で愛され、郷土の誇りとして大切に守ってきた。次世代に着実に継承されるようしっかり取り組む」とコメントした。

 福岡市の高島宗一郎市長もコメントで「770年以上にわたり振興・継承に取り組んできた先人、関係者の尽力のたまものだ。博多祇園山笠の世界的知名度が高まる」と期待を込めた。